解決事例

【解決事例】銀行の借入について、金融機関等と調整し、破産手続を行わずに廃業して解決した事例

相談内容(相談前の状況)

 「高齢で廃業したいが、多額の負債がある。返済する資力もないが、破産はしたくない。金融機関等から督促が来ており、精神的にもしんどい。どうしたらいいかわからない」というご相談を受けました。

対応内容

 債権者に対して受任通知を発送し、金融機関等との間で代理交渉を行い、個別に協議しながら、廃業を進めました。

対応後の状況

 ご本人が希望したため、破産手続を行わず、金融機関等との間で個別に協議し、廃業しました。現在は、年金の範囲で平穏に生活されています。

担当弁護士からコメント

 高齢等によって廃業を考えているが、多額の金融負債等があるため、判断できない場合もあります。また、破産手続を行うことについては、抵抗感もあり、なかなか判断できない場合もあります。弁護士への依頼は、破産手続以外にも方法があるため、一度、早めに弁護士に相談することも検討してみてはいかがでしょうか。