解決事例

【解決事例】社長が亡くなった後も金融機関との調整を行い、事業を継続した事案

相談内容(相談前の状況)

 「社長が亡くなった。保証債務があるため、相続人は、相続放棄を希望しているが、従業員のためにも事業を継続させたい。」という相談を受けました。

対応内容

 まず家庭裁判所に相続財産管理人の選任を申し立て、その後、会社の株式について、同管理人との間で買取交渉を行うことを提案しました。

対応後の状況

 相続放棄と同時に、相続財産管理人と株式の買取について協議を進めました。その結果、後継者が適正価格で株式を買い取り、新たに代表取締役を選任しました。

また、金融機関とも調整し、新たに保証人を要求されたり、保証債務を承継することなく、事業継続が決まり、従業員の雇用を確保できました。

担当弁護士からコメント

 相続・事業承継サービスとは、相続や事業承継に関連するトラブルや紛争を解決するためのサポートや未然にトラブル・紛争を回避するためのサポートを行います。相続や事業承継に関連する問題は、法律を適用して、公平な解決を目指すことが可能であり、早期に弁護士に相談することによって、深刻な事態を回避することもできます。相続・事業承継対応は、弁護士に依頼できます。