契約書対応
よくある相談
- 契約書のひな形がないため、契約書のひな形がほしい。
- 契約書を作成したが、リスクがないかチェックしてほしい。
- 取引先から契約書を提示されたが、チェックしてほしい。
- 契約書を作成したが、トラブルが発生して、どのように判断したらいいかわからない。
- 秘密保持契約書(NDA)の締結を要求されている。
契約書対応とは?
契約書対応とは、企業が他の企業や個人事業主(フリーランス)と取引や契約を行う場合、契約書を作成したり、契約書の内容を法的観点からチェック(リーガルチェック)し、必要に応じて修正するサービスをいいます。
また、取引でトラブルが発生したとき、契約書の解釈が問題となることがあり、契約書の適用の有無や解釈について、アドバイスします。
弁護士は、法律や紛争・訴訟対応の専門家であり、契約書対応のプロセスで生じる法的問題や課題を適切に判断し、契約や取引過程で生じる重大なリスクを回避することを目指し、企業が安心して、スピーディーに意思決定できるようにサポートします。
契約書対応は、弁護士に依頼できます。
- 契約書のひな形の提供
- 契約書・覚書・利用規約の作成
- 契約書のリーガルレビュー
- 契約書の修正作業
- 契約書の解釈に関するアドバイス
契約書対応の対象
- 秘密保持契約書(NDA)
- 売買契約書
- 代理店契約書
- 賃貸借契約書
- 製造委託契約書
- 業務委託契約書
- 工事請負契約書
- コンサルティング契約書
- ライセンス契約書
- 株式譲渡契約書
- 事業譲渡契約書
- 業務提携契約書
- 合弁契約書
- 労働者派遣契約書
契約書対応を弁護士に依頼するメリット
Merit 1重大なリスクを回避する。
契約書を作成せず、重要な取引を行うと、合意内容が明確に決まっていないことに起因して、トラブルが発生し、取引代金を請求できなかったり、企業の重要な情報・技術が漏洩したり、不当に利用されることもあります。
また、契約書を作成するとしても、不利な条件が一方的に強いられていることもあり、企業の重要な利益をまもるためにも、リーガルチェックは必要不可欠です。
契約書の作成やリーガルチェックは、重要なリスクを回避するために必要で、法的観点から精査する必要があります。もっとも、法務に精通している人材も不足しており、すべての企業で、必ずしも適切に判断できる人材が社内にいるわけではありません。
弁護士であれば、法律や紛争・訴訟に精通しており、法律に違反しないという観点から、また、紛争・トラブルを回避するという観点から契約書の作成やリーガルレビューを行うことが可能となり、会社の重要なリスクを回避できます。
また、企業間の取引では、基本的には契約自由の原則があてはまるものの、一部の取引について、法令上の制限(独占禁止法や下請法等)もあります。法令上の制限と抵触しない契約書を作成することも必要といえます。コンプライアンスの徹底が求められる現代社会において、法令違反=重大なリスクであるため、法律の専門家である弁護士による契約書対応は会社を守り、持続的な成長を可能とするためにも必要です。
Merit 2取引交渉を有利に進める。
取引交渉の中で、不利な取引条件を一方的に押し付けられるということも少なくありません。このとき、弁護士に相談できる環境があれば、取引交渉の中で、「弁護士にアドバイスをもらった」、「弁護士から修正するように求められている」という交渉材料を持つことができ、取引交渉も有利に進めることができることもあります。
また、契約書の修正作業も、弁護士が対応可能であるため、現実的で、かつ、妥当な代替案を提案するとともに、具体的な契約条項の文言も提案できます。このようなプロセスによって、取引先からも信頼を得ることができ、取引の促進につながります。
Merit 3スピーディーな意思決定が可能となる。
契約書は法的な文章であるため、他のビジネス文書と比較すると、文量が多く、また、文章の構造や内容も複雑であるため、契約書に慣れていないと、その確認やチェックに時間を要します。また、契約書の内容が難しく書かれていることもあり、用語や条項の意味が理解できないこともあります。
そのため、契約書のチェックに時間がかかるとともに、契約書の内容に不安がある場合、契約書を締結してもいいかどうか判断に時間がかかり、迅速な意思決定を阻害する要因となります。
法律や紛争・訴訟の専門家である弁護士に契約書の作成やチェックを依頼することによって、作業時間を短縮し、安心して契約書を締結できるようになるため、スピーディーな意思決定も可能となります。
弁護士は、法律や紛争・訴訟対応の専門家であり、契約書対応のプロセスで生じる法的問題や課題を適切に判断し、迅速に、かつ、確実に、契約書対応を行うことによって、会社や事業の持続的な成長に貢献します。
サービス内容
契約書のひな形の提供
お客様が希望する契約書のひな形を提供します。契約書のひな形があれば、対象となる契約や取引で特に注意すべき事項や合意すべき条件を確認することができます。また、契約書のひな形に従い、取引先との間で取引条件を交渉することも可能となります。
契約書・覚書・利用規約の作成
実際の取引条件に従い、契約書・覚書・利用規約を作成します。契約書のひな形を利用するとしても、実際の取引条件に従い、契約書等を修正する必要があり、契約書のひな形をそのまま使えるケースはあまり多くありません。
また、契約の立場(例えば、売主・買主や賃借人・賃貸人)によって、契約書をチェックし、修正するポイントも異なるため、契約の立場によって、契約書を作成しなければなりません。
契約書等の作成は、法律や契約業務について、豊富な知識や経験が必要といえますが、社内にそのような人材が十分にいるわけではありません。
契約書・覚書・利用規約の作成は、弁護士に依頼できます。
契約書のリーガルレビュー
取引先から契約書を提示された場合でも、一方的に不利な条件が記載されている可能性がありますし、また、契約書の内容について、リスクを十分に理解しておく必要があります。
契約書のリーガルレビューによって、不利な条件やリスクを理解し、把握することができます。
契約書のリーガルレビューによって、安心して契約を締結することが可能となり、スピーディーな意思決定ができます。また、契約や取引に関するリスクや問題点を正確に把握することができ、リスクを踏まえた適切な経営判断が可能となります。
契約書の修正作業
取引先から提示された契約書について、修正すべき内容やポイントがあっても、契約書が複雑で、どのように修正したらいいかわからないことも多くあります。契約書の修正作業は、法律や契約業務の十分な知識や経験が必要ですが、社内にそのような人材が十分にいるわけではありません。
契約書の修正作業は、弁護士に依頼できます。
契約書の解釈に関するアドバイス
取引を開始した後、事後的にトラブルが発生したとき、契約書に従い、そのトラブルを基本的には解決します。もっとも、契約書の解釈について、当事者間で対立することもあり、その解釈について、法律の専門家によるチェックが必要となることも多々あります。
また、契約書の解釈について、取引先の解釈を鵜呑みにすると、間違った解釈の中でトラブル交渉が進んでいくこともあり、会社の利益を守るためにも、法律の専門家によるアドバイスが必要となります。
契約書の適用の可否や契約書の解釈に関するアドバイスは、弁護士に依頼できます。
弁護士費用
弁護士費用(料金体系)は、弁護士費用をご確認ください。お客様の希望や案件の性質に応じて、適切な弁護士費用(料金体系)を提案し、説明させていただきます。実際に依頼される前に、サービス利用申込書(委任契約書)等でサービス内容や弁護士費用について確認させていただきますので、ご安心ください。